研究内容

酸化ストレスが関与する疾患とレドックス制御に関する研究

酸化ストレスに起因する傷害と疾病の病態を、分子レベルで解析しています。特に、疾病の早期発見・診断や、治療効果の指針となる様な生体分子の変化を見出す事で、疾患の原因と治療に繋がる知見を得ることを目的としています。具体的には、酸化ストレス性疾患の臨床検体を用いて、特異的な変動を示すタンパク質や、低分子成分を探索し、その質的、量的な変化を詳細に分析することで、その酸化ストレス応答(レドックス制御)の生理的意義や、バイオマーカーとしての可能性を明確にすることを目指しています。